H27.3.30  ランチ中に無料法律相談について考える

2015/03/30

 

ある日、仕事の合間に、名古屋駅周辺の和食料理屋さんにて、ほっこりと煮魚定食ランチを楽しんでいました。H27.3.30IMG_0092

 

午後1時半を過ぎていたこともあり、周囲のお客は次々と帰り、見渡す限りでは、お隣の席のマダムお二人と私だけの状態でした。

 

静かなランチタイムの時間。

 

聞こうとしなくても、どうしてもお隣のマダムお二人の会話が耳に入ってきます。

 

ふむふむ。マダムのお一人は、何やら、身内が金銭的請求を受けていて悩んでいるらしい。

 

と、そこで、そのマダムお一人が、大きな声で、はっきりと言いました。

 

 

『よくやってるでしょ、あの「無料法律相談」って!』

 

『あれね、ぜ~んぜんダメよ。全然良いこと言ってもらえないから!』

 

 

ふむ・・・。弁護士としては、とても気になる一言。

 

煮魚をほぐす箸も一瞬止まりました。

 

 

「ちょっと待って、ちょっと待って、お姉さん!!」

 

 

と、話に割り込んでしまいそうな自分を何とか押さえました。

 

 

「え、どんな感じだったの?」

「どんな対応だったの?」

「いや、むしろ、法律相談、私、聞きましょうか?!」

 

と、心の中でつぶやきながら、表面上はいたって冷静に煮魚ほぐしを再開。

 

 

結局、マダムがどのような趣旨で発言をしたのかわからないままでしたが、「無料法律相談」については、誤解があるのではないか、と思っています。

 

 

 

一宮市でも、「思いやり会館」や「尾西庁舎」で、毎月定期的に「無料法律相談」が行われています。

これは、少しでも金銭的負担を少なく、市民に法律相談の機会を得てもらうための窓口なのですが、少しでも多くの人に相談の機会をもってもらうため、一人当たりの相談時間がどうしても限られてしまいます。

 

私も、無料法律相談の担当は何度も経験していますが、やはり、「時間が足りないなぁ」と感じます。

 

 

相談者は、何とか事情をわかってもらおうと、事情の詳細を説明してくださるのですが、それをすべて聞いていると、どうしても時間切れになってしまい、結局肝腎なことを教えてもらえなかったという不満につながります。

 

そのようなことを回避するために、重要な点だけを聞こうと、話を遮ったり、まとめたりすると、しっかりと話を聞いてもらえなかったという不満につながります。

 

 

 

では「無料法律相談」は、やはり、あまり意義が無いということになるのでしょうか・・・。

 

いえいえ、私はそうは思いません。

 

多くの人は、まず自分か抱えている問題が、「法律相談にあたるのか、法律で何とかできる問題なのか」「法律相談だとして、今の時点で何とかできる問題なのか」ということがわからない事が通常です。また「どの弁護士に相談したらいいのかわからない」「弁護士と話をしたことがなくて、いきなり弁護士事務所へ行くのは怖い」と感じている方も多いでしょう。

 

 

「無料法律相談」は、経済的負担をかけずに弁護士と話すことができるため、「弁護士や法律相談に関わる最初の一歩」、という意味でとても存在意義があると思うのです。

 

それでも、せっかく予約をして法律相談に行くのだから、できる限り有益な時間を過ごしたいと考えるのでは当然です。

 

そこで、事情や背景を簡単にメモしたものを予め作る、ということをおすすめします。

 

当事者がたくさん登場するのであれば「関係図」を書いてみたり、財産がたくさん存在するのであれば、箇条書きでいいのでメモを書いてみたり、その程度のことでも、事情を伝える時間がぐっと節約できます。

 

ときどき、せっかく事情を書いてきて下さっても、ノートに何頁も文章形式で書いてくれていて、それを読むのに時間がとってもかかってしまうという残念な結果になることがあります。

 

メモは、できる限り簡潔に要点だけを書いて、それを使って説明をするということを心掛けてくださると、相談を担当をした弁護士もとても助かると思います。

 

 

法律相談は、どれくらいの時間があれば十分なのか、それは相談を聞いてみないとわからいことがほとんどです。

 

当事務所は、原則1時間3,000円(税抜)で法律相談を承っていますが、相談内容によっては、30分ほどで終了することもありますし、1時間を超えてしまうこともあります。

 

でも、それは、法律相談の性質や説明方法(手腕?)などによって左右されることですので、当事務所では、実際には1回あたり3,000円(税抜)ということにさせてもらっています。

 

したがって、1時間を超えてしまっても延長料金はいただいておりません!

 

無料法律相談でも、有料法律相談でも、基本的に弁護士はできる限り相談者の力になれるよう全力で相談に応じます。

 

ただ、もし「時間を気にしないで相談をしたい!」という方は、ぜひ、当事務所の法律相談をご予約くださいね☆

 

と、最後は当事務所の宣伝をしてみるという・・・(笑)

 

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