みなさんこんにちは。暑いですね。
当職は8月17日から8月28日までお休みをいただきます。ご迷惑をお掛けいたしますが、宜しくお願いします。
当事務所では、今年は交代でお休みを頂くことにしましたので、当職休暇中も事務所は営業しております。ぜひご利用ください。
さて。
最近娘から、Eテレの「昔話法廷」という番組が面白いという話を聞きました。
「三匹のこぶたのね、三匹目のこぶたがね、オオカミを殺した罪で裁判にかけられるんだよ」
・・・なんですかそれは。
「オオカミのお母さんが証人に呼ばれてね、『私がこぶたの家の窓の隙間から覗いたら、家の中に《オオカミの正しい殺し方》っていう本が置いてあったんです!!』って証言してね」
・・・ほほう。
「裁判長が『弁護人、反対尋問をどうぞ』って言ってね」
・・・なんかリアルですねその言い回し。
「弁護人が『あなたが見たのはこの本ではありませんか』って言いながら『おりがみのたのしい折り方』っていう本を見せるの」
・・・ハハハ、なーるほど。物を提示して弾劾ですか。やったことない。
「それで弁護人が『こぶたは自分の身を守るためにやったんだから正当防衛です』っていうの」
・・・へええ。それもまだ主張したことない。
「おかあさん、わたしも裁判見たーい」
・・・そう来ますか。
なんだかやけにリアルな説明だったので笑ってしまい、最近のNHKはシュールな笑いを狙ってくるなと感心していたのですが、これは法教育(学生に法的感覚を学ばせる教育)の教材として作られているまじめなものであることが分かりました(うちの事務局調べ)。なるほどです。
「裁判が見たい」ですか・・・。
一般の人が考える法廷って、たぶん「○○検事の事件簿」とか「○○警察捜査一課」とか、そんな感じの2時間サスペンスに出てくる驚愕の法廷なんですけど、実際にはそんなエキサイティングな法廷、年に1件あるかないかです。
でもまあ、せっかくですから。
この夏休み、一度子どもを裁判見学ツアーに連れて行ってみようかなと思います。
2016/08/12