ごぶさたしております。お元気ですか。
先日、TBS「モニタリング!」を見ていたら、
プロが一般人のふりしてのど自慢大会に出たら、みんな驚く?驚かない?」
というような企画で、小林幸子さんが米津玄師さんの『Lemon』を歌っていました。
驚くもなにも、息を詰めて聴き入ってしまいました。
何も知らずに現場にいた観客の方はもっと驚いたことでしょう。
彼女は、歌がうまいとか下手とか、もう、そういう次元にはいませんでした。
「小林幸子である」とはどういうことか、自然と納得してしまうような、そんな歌声でした。
ただ歌がうまいという、それだけでプロにはなれないんですね・・・。
なぜ今まで、彼女がすごい歌手なんだということに気付かなかったのでしょう。
夏祭りのような、ありふれた日常生活の中で聞くことで、はきだめに鶴が舞い降りてきたようなコントラストが生まれて、凡人の私にも、彼女の異常な歌唱力を聞き取れたのかも知れません。
今度はコンサートに行ってみたくなりました。
2019/09/17