こんにちは。ごぶさたしています。お元気でお過ごしでしょうか?
最近本屋さんへ行ったら、『鬼滅の刃』の英語版コミックが売っていたので、(息子氏が興味持ってくれるかな?)を淡い期待を抱いて購入しました。
案の定、息子氏は何の興味も示さなかったので、しょうがなく私が読んで元を取ることにしたのですが、思ったよりおもしろかったです。
学校では絶対習わないような単語(「一撃でとどめを刺す」とか「串刺しにする」とか「切り裂く」とか)はあるのですが、文章が短いし、そんなに難しい文法は使わないので楽に読めます。
ただ、学校教育のせいで頭の中で丁寧語に翻訳されてしまうのが難点といえば難点です。
例えばこんなかんじ。
うろこだき氏 ※どういう字を当てるのか分かりません。変わった名字ですね。
「あなたの妹がだれかを食べたとき、あなたは何をしますか?」
たんじろう君
「ええと・・・」
うろこだき氏
「その場合、まずあなたは妹を殺し、次に自分のおなかを切らなければなりません。それが鬼になった妹を連れて旅をすることの意味するところです。」
たんじろう君
「はい、分かりました。」
うーん・・・。感情移入しにくいですよね。日本語だったら、「妹が人を喰ったらおまえはどうする。そのときは、おまえは妹を殺し、自ら腹を切って死ぬのだ。鬼になった妹を連れて旅をするとはそういうことだぞ。」なんて風に表現すると思いますが、英語だとそのへんのニュアンスが出てるのか出てないのかもよく分からないんですよね。
『鬼滅の刃』は海外でも大人気のようで、コミックもずいぶん先まで発売されていました。おもしろかったし意外に英語の勉強にもなるし、もう少し読んでみようかなと思います。
2020/12/02