事件の種類 請負代金請求事件
依 頼 者 受注者
事件の概要 店舗内装の下請工事の発注を受けて工事を完成させたが,下請代金のうち102万円
の支払いが遅延したもの。
結 果 訴訟上の和解が成立し,5回払いで全額回収。
処理の期間 約8か月(訴訟終了まで2か月半,和解金回収まで5か月)
費 用 着手金15万円,報酬15万円 実費17,000円
特に工事の出来に問題がないのに下請業者への支払いが滞ったというケースです。
このようなケースでは元請業者が資金ショートしていると考えられるので,回収は困難な場合が多いのですが,本件では相手方が半年先の売掛金債権をもっているという情報があったため,支払わなければ債権を差し押さえると告げたところ,分割にはなったものの無事全額回収することができました。
債権回収は相手方の財産把握が結果を左右します。(参照→http://astral-law.com/saimuseiri)
2013/02/06